Linux Mintのデフォルトフォントとメイリオとヒラギノを比較してみた
常に画面上で目にする文字のフォントって大事ですよね。
綺麗なフォントで気持よくパソコンを使いたいものです。
今回は、Linux Mintのデフォルトのゴシック体フォントであるTakaoPゴシックとWindowsのメイリオ、Macのヒラギノを比較してみます。
メイリオ vs ヒラギノ vs Takao
とにかく、実際の見た目を比較してみましょう。
メイリオ レギュラー
ヒラギノ角ゴ Pro W3
TakaoPゴシック
こうして並べてみると違いがよくわかりますね。
それぞれ感じた印象を書いてみます。
メイリオは、全体的に少し丸っこくて大きく伸びた感じです。
特にひらがなは縦につぶれたような感じ。
やわらかくかわいい感じもしますが、少し田舎っぽい感じを受けました。
ヒラギノは、やさしさもありつつ、洗練されたイメージですね。
さすがデザイン重視のMacのフォントだなと感心しました。
さてTakaoはどうでしょうか?
Takaoは、経済産業省所管の独立行政法人IPA(情報処理推進機構)のIPAフォントから派生したフォントです。
国が力を入れてできたフォントだけあって、高品質ですね。
ただ、教科書っぽい、フォーマルなイメージなのが、個人的にPCを使うには、ちょっと堅苦しい感じがします。
Linuxのおすすめフォント
Linuxで使える、Takaoフォントよりもう少しやわらかくて、洗練された高品質なフォントはないのでしょうか?
有名どころでは、VLゴシック、UmePlus、MigMix、Miguなどのフォントがありますが、私は、MigMix 2Pを気に入って使っています。
MigMixフォントは、美しいフリーフォントとして人気のあるM+フォントとIPAフォントを合成してできました。
M+フォントは漢字の数が少ないのが欠点なので、MigMixフォントでは、M+フォントに、豊富な漢字をサポートしているIPAフォントをプラスしてカバーしています。
最後に、メイリオ、ヒラギノ、Takao、MigMixを並べてみますね。
メイリオ レギュラー
ヒラギノ角ゴ Pro W3
TakaoPゴシック
MigMix 2P
やっぱりヒラギノの美しさが目に付きますね。
MigMix 2Pはひらがな、カタカナの文字の間がちょっと空きすぎな感じもしますが、全体的に程よくやわらかい感じでなかなかいいんじゃないかと思います。
こういう素晴らしいフォントをフリーで提供してくださる作者の方に感謝ですね。
もし、よりかわいい感じがいいなら、MigMix 1Pがオススメです。
MiguMixフォントのインストール方法については、こちら。
⇒ Linux Mintにフォント追加後、一発ですべてのアプリに反映する設定
参考サイト: