Linuxで日本語が四角になる文字化けを一発で解決する方法
Linuxのディストリビューションやバージョンによっては、ネット上の動画の日本語字幕や、アプリケーションの日本語表示部分が四角(□□□や□に×が重なった図形)に文字化けして表示されることがあります。
問題はフォントで、各動画サイトや各アプリケーション毎に対応方法を探していると時間がかかります。
MicrosoftのメイリオをWindowsからコピーしてインストールすると、ほとんどのケースの文字化けが解決すると思いますが、この方法はライセンス的に問題があります。
今回は、Linuxで日本語が四角に文字化けしたときに、ライセンス的に問題がなくて、複数の動画サイト、アプリケーションついて一発で解決する方法を紹介します。
この方法でもほとんどの日本語の四角の文字化けが解決すると思います。
今回私が検証したのは、Huluの日本語字幕の文字化けと、TEDの日本語字幕文字化けです。
記事最上部の画像はHuluの日本語字幕の文字化けです。
TEDでも日本語の字幕が同様に□に×が重なった図形で表示されてしまいます。
文字化けの解決方法
ある中国語フォントをインストールし、 日本語フォントを表示する設定に変更します。
途中コマンドも使いますが、1つ1つキャプチャを貼っていくので、コマンドが苦手な人も安心してください。
コピペでOKですから。
では、説明していきますね。
fonts-arphic-umingのインストール
fonts-arphic-umingが見つかりました。選択して、ダブルクリックします。
日本語フォントを表示する設定
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 |
mkdir ~/.config/fontconfig mkdir ~/.config/fontconfig/conf.d cp -p /etc/fonts/conf.d/64-arphic-uming.conf ~/.config/fontconfig/conf.d/ sed -i 's|</fontconfig>||' ~/.config/fontconfig/conf.d/64-arphic-uming.conf PREPEND=`cat <<"EOS" \t<match target="pattern"> \t\t<test qual="any" name="family"> \t\t\t<string>AR PL UMing CN</string> \t\t</test> \t\t<edit name="family" mode="prepend" binding="strong"> \t\t\t<string>Takao Pゴシック</string> \t\t</edit> \t\t</match> </fontconfig> EOS ` echo -e "$PREPEND" >> ~/.config/fontconfig/conf.d/64-arphic-uming.conf |
ブラウザの再起動
ブラウザを起動していた場合は、再起動後に設定が反映されます。
ちなみにブラウザはFirefoxではなくて、Google Chrome(Chromiumでもなくて)をおすすめします。
Linuxで使えるブラウザの中では唯一Google Chromeだけが最新版のFlashが使えますので。
これでHuluもTEDも日本語字幕で見れるようになりました。
検証した環境は、Linux Mint 17.1(Rebecca) Xfceですが、他の環境でも同じような感じで解決できるのではないかと思いますので、参考にしてみてください。
コメント
この方法ではできなかったですが、メイリオ追加したら表示できました。
os:linux mint 17.3
ブラウザ]:firefox
超ありがとうございます!
解決しました!まじ感謝です。大好きです!