LinuxでCorel Painterのようなペイントソフトが無料という驚愕の事実
今回は、Linuxで使える高機能なペイントソフトを紹介します。
有名な有償のペイントソフトでは、Corel Painterがありますが、53,784円もします。
もちろん機能に違いがありますが、今回紹介するペイントソフトは無料です。
Krita
Krita(ケリッタ)は、現在Linuxで一番人気のお絵かきソフトです。
ラスタ、ベクタでいうと、ラスタの方です。
(ラスタ、ベクタの違いがわからない人がいるかもしれませんね。
ラスタ、ベクタの違いについては、こちらに書きました。
⇒ コレだけわかれば十分!ラスタ、ベクタ画像の違いと対応ソフト)
機能をこまごまと紹介するよりも、とりあえず、見てみましょう。「百聞は一見に如かず」って言いますからね。
↓こちらは、Kritaでイラストを書いている様子の動画です。
こんなイラストが書けたら素敵ですねぇ…
それからギャラリーもあります。
だいたい、Kritaの感じはつかめましたでしょうか?
Kritaの機能
それでは、機能について紹介していきます。
- キャンバスは簡単に回転、左右反転が可能
- テクスチャやパターンの作成が簡単
- ブラシが豊富。ピクセル、色ぼかし、スケッチ、絵筆、図形、スプレー、ハッチング、グリッド、曲線、ダイナミック、パーティクル、クローン、変形、フィルタ、チョークブラシと15種類のブラシを用意。
- フィルター、レイヤーをサポート
- グラフィックスタブレットに対応
- 保存形式は独自形式だが、BMP/JPEG/PNG/TIFF/GIF/PSDなどの形式で読み書きが可能
特にブラシの種類が多くて、お絵かきが楽しくなりそうです。
それから、Linuxだけではなく、Windows、MacOSXでも無料で使用できます。
使い方
使い方については、本家サイトのチュートリアルからいろいろな情報を得ることができます。
ただ、情報が網羅されているようなのですが、マニュアルのような感じでやりたいことを探しにくいように思いました。
日本語のドキュメントもありますが、英語も多いですしね。
Kritaの使い方を習得するのに一番速い方法は、書籍を買って一読することだと思います。
↓日本語の書籍はまだ少ないですが、こちらがよいと思います。
Kritaでデジタルペイントマスター