巷で評判のLinuxテキストエディタnanoがショボかった話
Linuxテキストエディタnanoが巷で評判になっているようです。
2014 LinuxQuestions.org Members Choice Resultsによれば、テキストエディターの世界は以下の7強時代になっています。
- vi
- vim
- Emacs
- nano
- gedit
- geany
- Kate
このうち、nanoだけは知らなかったので、どんなものか試用してみました。
私が現在愛用しているLinux Mint 17.1(Rebecca) Xfce editionには、最初から入っていました。(たぶん)
他のディストリビューションでもデフォルトでインストールされていることが多いみたいです。
起動方法は、ターミナルを起動して、「nano」と入力し、Enterキー
起動しての第一印象は、
なんだこの一昔前のようなインターフェースは…
Emacsの子供みたいな感じです。
若干Emacsより垢抜けた感じはしますが。
まぁ、少し触ってみるか。
(ここからしばらくは独り言モードです)
まずは日本語を書き込んでみるか → 問題なし!
んで削除
ここで「xxxxx」と入力してしまう私。
ターミナル画面をみているとvimかと勘違いしてしまいました…
文字の削除は、普通にBack spaceでした。
保存はと、なるほど、下に書いてある。
「^O」
「^」はCtrlキーだよね。
OK。Saveできた。
でも、保存はなぜにCtrl+O?? OはOpenじゃないの?
「^S」にしてよ
前のページ、次のページもできた。
でもPgUp、PgDnキーを使いたいところだよなぁ
検索は「^W」か、できた。
でも、次の検索結果に行くにはどうしたらいいのかな?
。。。。
わからん!(怒
vimもたまに使いますが、いつもGUIのテキストエディターを使っている私は、
ここでイラッときてnanoの調査は終了となりました。
使う前にドキュメントを熟読して、かつショートカットキーも覚える必要がありそうです。
(キーの設定は変更できそうですが)
巷で話題のnanoは、Linux初心者におすすめできるテキストエディターではありませんでした。
ということで、かなりの期待外れでした。
使っている人は割と多そうなんですが。。
Emacsを少し易しくしたような感じでしたので、Emacsからの乗り換え組が多いのでしょうか?
今、Emacsをメインに使っている人は、試してみる価値ありかもしれません。
ちなみに今、私が普段使っているテキストエディターはgeanyです。
geanyについては、いつか機会があれば、紹介したいと思います。
コメント
nano, システム管理用ですよ。OSの /etc下をいじるのに、vi覚えろは敷居が高いので。
通常ログイン時にテキスト記述で常用するようなものではないです..
コメントありがとうございます!
確かに改めて触ってみると、CUI環境でvimの代替として使えそうでした、、
もっと深堀りしてみたくなりました。
(ちなみに検索で次の検索結果に行く方法は、Alt+Wということがわかりました)
初心者にしてみれば、一度起動したら最期、テキスト編集の仕方から終了の仕方すら意味不明なvimより遥かに初心者向けだと思ってますnanoは。
やっぱりlinuxでエディタはviかvimかemacsが一番使い勝手良いです
慣れたら次々に作業が進んでいくので時間をかけずにサーバの遠隔操作や遠隔編集がスムーズに出来ます
ただ本格的なwebサイトやソフトウェア開発はvisualstduioがかなり使いやすいです
アンドロイドアプリだけ専用ソフトウェアインストールさせて開発しないといけませんけど