アップグレード予約はちょっと待て!Windows10のインストール要件

前回は、アップグレード対象OSについてまとめました。
アップグレード対象であっても、パソコンのマシンスペック的に問題がないかチェックする必要があります。
アップグレードしたら、重くてイライラするようでは、嫌ですよね。
今回は、Windows10のインストール要件について調べてみました。
インストール要件
Windows 10のシステム要件です。
これまで何回か変更されていますが、現在サポートサイトで発表されているシステム要件でほぼ確定だと思います。
Insider Preview | WinHEC 2015 | サポートサイトで発表 | |
2014年10月1日 | 2015年3月18日 | 2015年6月1日 | |
ファームウェア | UEFI2.3.1 Secure boot enabled |
||
CPU | 1 GHz | – | 1GHz以上のプロセッサまたはSoC |
メモリ | 2GB(64bit) 1GB(32bit) |
2GB(64bit) 1GB(32bit) |
2GB(64bit) 1GB(32bit) |
ハードディスク | 16GB | 20GB(64bit) 16GB(32bit) |
20GB(64bit) 16GB(32bit) |
ディスプレイ | 解像度800×600 8インチ(Consumer) 7インチ(Pro) |
解像度1024×600 | |
グラフィックス | DirectX9 |
基本的にWindows7のシステム要件と同じなので、Windows7が動いているパソコンならば
スペック的には問題ないはずです。
また、削除されるアプリケーション、サポートされないハードウェアなどもあるようです。
注意事項については、Microsoftの公式サイトに詳しく書かれているのでそちらもチェックしてみてください。
アップグレードは急がなくてOK
早くもWindows 8.1、Windows 7では、Windows Updateが有効になっていれば、
既に、画面右下に「Windows 10を入手する」という通知アイコンが表示されていて、
Windows10のインストール予約ができるようになっていると思います。
予約すると、Windows 10がリリースされたときに、自動的にアップグレードが開始されます。
しかし、無償アップグレードの期間は1年間の予定ですので、
急いでアップグレードする必要はありません。
新しいバージョンのリリース後は、よく不具合がでることがあります。
(Windows8リリースのときもそうでした)
特にメーカー製のパソコンの場合は、メーカーがWindows10対応情報をホームページに公表するのを待ちましょう。
数カ月様子をみてからアップグレードするのが、いいと思いますよ。